
ピュー慈善信託が支援に関わる研究によって、太平洋岸北西部の潮間帯森林湿地とメキシコのマングローブが、北米の太平洋沿岸にある生息地の中で最も多くの炭素を回収・貯留していることが分かりました。この結果を受けて動き出している自治体もあり、例えばワシントン州は、同州初の沿岸湿地のGHGインベントリの開発に着手しています。同州をはじめとする西海岸の州が沿岸生息地をさらに保護していく計画を実行すれば、持続可能な未来に向けて自然を活用する方法のモデルになるだろうと期待されています。
<参照情報>
Pacific Coast Tidal Wetlands Store Vast Amounts of Carbon, New Study Confirms
https://www.pew.org/en/research-and-analysis/articles/2025/06/02/pacific-coast-tidal-wetlands-store-vast-amounts-of-carbon-new-study-confirms