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2025.11.19
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パプアニューギニアのニューアイルランド州、地元コミュニティがブルーカーボン生態系保護を自らの手で実施

Photo by eGuide Travel is licensed under CC BY 2.0

パプアニューギニアのニューアイルランド州で4つの沿岸コミュニティが、藻場とマングローブ林を保護・再生するための独自の管理計画を進めています。

太平洋地域環境計画事務局(SPREP)が支援しているこの取り組みは、2025年2月に始まり、4つのコミュニティを基盤とする海草・マングローブ管理計画の開発および開始をもって、完了しました。その後は、各村で任命された地元のSeagrass and Mangrove Management Committees(仮訳:海草・マングローブ管理委員会)が、重要なブルーカーボン生息地の管理、持続可能な利用、再生を導いていく予定です。

これらのコミュニティは、マングローブ林と海草藻場の保護・再生を約束することによって、生物多様性を保護し、地元の食料安全保障を確保する一翼を担い、自分たち自身と将来世代のために沿岸のレジリエンスを強化していきます。

<参照情報>
Communities in New Ireland Province, Papua New Guinea, take ownership in protecting Blue Carbon ecosystems
https://www.sprep.org/news/communities-in-new-ireland-province-png-take-ownership-in-protecting-blue-carbon-ecosystems#top

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