Initiatives

日本・世界の取り組み
2026.01.07
Share x facebook

南太平洋大学、フィジーのレイクバ島で最先端技術によるブルーカーボン評価を実施

"USP, Honiara Campus" by Torbenbrinker is licensed under CC BY-SA 4.0

南太平洋大学(USP)のBlue Carbon Condition Index(B-CABONI)(仮訳:ブルーカーボン状態指数)プロジェクトチームは2025年11月11日、フィジーのラウ諸島のレイクバ島で、科学技術を用いてブルーカーボン生態系を評価したことを報告しました。同プロジェクトには、地元コミュニティが参加してデータ収集を行い、取り組みについて学びながら、マングローブと藻場の重要性についてさらに理解を深めました。

同プロジェクトにより、環境調査の最先端技術の活用において、USPの技術力の向上が明らかになりました。マルチスペクトル(複数波長)のドローンによるマングローブキャノピーと藻場の高解像度画像から、植生の健康やキャノピーの密度、沿岸生態系の最上層部の地上炭素貯留量を見積もることができました。その補完として、ライダー(レーザー光を用いたレーダー)で植生の三次元構造を測定し、木の高さ、幹の体積、茎レベルの炭素含有量といった重要な指標を正確に評価しました。

さらに、この炭素評価の完成に向けて、ブルーカーボン生態系で最大の炭素プールである堆積物の炭素濃度を特定するために、ソイルオーガー(穴を掘る機械)によって地下から収集したサンプルを分析する予定です。

USPはこうした取り組みを通して、気候研究と持続可能な海洋管理における役割を強化し続けるとともに、自然生態系の保護への地元コミュニティの積極的な参加を促進していきます。

<参照情報>
USP’s B-CABONI Project Team completes Blue Carbon Assessment in Lakeba
https://www.usp.ac.fj/news/usps-b-caboni-project-team-completes-blue-carbon-assessment-in-lakeba/

ブルーカーボンに関する取り組み事例

ニュース&トピックス