
ストックホルム環境研究所は2025年2月、カリブ海地域で展開中の気候レジリエンスの強化に取り組む「Resilient Coasts – Caribbean Sea」プロジェクトが、マングローブの再生手法に関する新たなアプローチ「Living Labs」を導入したことを発表しました。
このアプローチは、実際の沿岸で、地域住民とともに科学的手法と伝統的知識を組み合わせて、マングローブの再生手法を共に開発・検証しようとするものです。これにより、地域住民の能力を高めるとともに、利用可能な生態系サービスを活用して、代替的かつ持続可能な生計の支援に寄与するとしています。またそこで得られた知見は、沿岸保護策や気候資金戦略に活かされ、他地域への応用も期待されています。
<参照情報>
Living Lab offers new approach to mangrove rehabilitation in the Caribbean
https://www.sei.org/features/living-lab-new-approach-mangrove-rehabilitation-caribbean/


