
自然保護団体のザ・ネイチャー・コンサーバンシーは2025年9月17日、共同開発したBlue Carbon Cost Tool(BCCT)(仮訳:ブルーカーボン・コスト・ツール)について発表しました。
このツールは、投資の決定が環境面の持続可能性と地域社会の繁栄に合致するブルーカーボン市場の開発に関心を持つNGOや研究者、投資家、政策策定者向けに設計されています。また、ステークホルダーに対して、さまざまなブルーカーボンプロジェクトの総合的なリストを提供しており、保護・再生が必要な場所、そうした場所でのプロジェクト開発コスト、見込まれる炭素収益について理解を深めることができます。
炭素クレジットに関しては、ブルーカーボン生息地の管理とそこに頼るコミュニティに役立つ、明確で正当な価格設定を支援します。さらに、ブルーカーボンのプロジェクトに関する透明性のある経済データを提供し、最初の段階から投資家と開発者が理解を共有することができます。
<参照情報>
The Price Isn’t Right: Financing Our Blue Carbon Future
https://www.nature.org/en-us/newsroom/blue-carbon-cost-tool/


