マレーシア国営エネルギー企業のペトロナスは2025年6月13日、メルセデスAMGペトロナスF1チームと共同で、マングローブの炭素吸収・貯留機能を科学的に解明するイニシアチブ「ブルーカーボン・コレクティブ」を立ち上げると発表しました。マレーシアのプトラ大学とブラジル・サンパウロ大学が協力し、南半球の国同士が知見を共有する南南協力の枠組みで進められる国際的な研究です。同協定は5年間にわたり、マングローブ生態系における炭素動態や土地利用変化の影響を分析し、土壌炭素の安定化メカニズムを明らかにすることを目指しています。ペトロナスは本事業を通じ、自然資源の持続可能な利用と生態系の保全を推進していくとしています。

＜参照情報＞
PETRONAS and Mercedes-AMG PETRONAS F1 Team to Collaborate on Advancing Research on Carbon Absorption and Storage in Mangrove Ecosystems
https://www.petronas.com/media/media-releases/petronas-and-mercedes-amg-petronas-f1-team-collaborate-advancing-research