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2026.02.16
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出光興産(株)、ブルーカーボン事業の創出に向けSymbrosia社との協業を開始――海藻などの海洋生態系でCO₂を吸収・除去するCCUビジネスモデルを検証

"IDEMITSU" by jun560 is licensed under CC BY-NC-ND 2.0

出光興産(株)は2025年12月23日、海中のCO2を吸収する効果を持つカギケノリ(赤海藻)の高度な養殖技術を持つ、米国ハワイ州のアグリイノベーション企業Symbrosia, Inc.に出資したことを発表しました。同社は、今回の出資を通じ、北米を起点としたCCU(CO2回収・利用)ビジネスモデルの構築を目指し、Symbrosia社との事業連携について協議を進めます。

Symbrosia社が養殖・栽培するカギケノリは、その成長過程において多量のCO2を吸収することが確認されています。さらに、同社は独自技術により家畜用飼料添加物などのカギケノリ由来のバイオ製品も製造しており、農業や食料生産分野における生産性の向上と温室効果ガス削減への寄与が見込まれています。

出光興産(株)は、2023年8月に海洋資源分野のスタートアップ企業への投資を行うHatch Blue社に出資し、ブルーカーボン事業の創出に向けた共同検討を開始しました。Hatch社との共同検討を通じてSymbrosia社に注目し、今回の出資に至りました。

将来的には、Symbrosia社の高い養殖技術を活用したブルーカーボン事業の日本沿岸地域での展開を視野に入れるとともに、バイオ製品分野における培養・抽出技術や市場開拓などでの協業も検討していきます。 

<参照情報>
ブルーカーボン事業の創出に向け Symbrosia 社との協業を開始
海藻などの海洋生態系で CO₂を吸収・除去する CCU ビジネスモデルを検証
https://www.idemitsu.com/jp/news/2025/251223.pdf

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