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日本・世界の取り組み
2023.05.06
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北海道ガス、函館市とブルーカーボン・オフセットを推進

北海道ガスは2023年1月13日、2020年に締結した北海道函館市との「協働のまちづくり」に関する包括連携協定を更新し、エネルギー利用や災害時の協力に加え、新たにカーボン・ニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)の実現に関する連携を追加しました。

連携事項の一つである「函館市ブルーカーボン・オフセット推進事業」では、養殖コンブのCO2吸収に関する収支モデルを構築しました。

同モデルは、コンブ養殖施設で育てられたコンブが大気中のCO2を吸収し、そのCO2吸収価値を北海道ガスがカーボンクレジット化し、それを活用して函館市の脱炭素化を促進するとともに、養殖コンブは生コンブや乾燥製品に加工し販売する、というものです。これにより、漁業施設を活用した水産業分野の振興とブルーカーボンに関する環境整備を目指すとしています。


<参照情報>
函館市と北海道ガスとの包括連携協定における連携事項の拡充について
https://www.hokkaido-gas.co.jp/wp-content/uploads/2023/01/6a31ba3fe78104fd4c992bc1ad73d44b.pdf

ブルーカーボンに関する取り組み事例