Initiatives

日本・世界の取り組み
2026.02.18
Share x facebook

シンガポール、自然由来のカーボンソリューションを新たな取り組みで加速

Photo by Mark Stoop on Unsplash

シンガポール経済開発庁(EDB)とWWFシンガポールは2026年1月15日、アジアにおける高品質なブルーカーボン・プロジェクトの開発を拡大するため、二つの新たな取り組みを発表しました。

一つ目は、開発の妨げとなっている測定・検証・報告(MRV)や実装上の課題に対応するため、スタートアップや研究機関、プロジェクト開発者らと連携し、彼らにトレーニングや技術サポートを行う「ブルーカーボン支援プログラム(BCSP)」です。実施期間は3年間で、地理空間分析、炭素・生物多様性モニタリング、地域との連携などの重点分野において、新しい技術だけでなくすでに実用段階にある既存技術についても、共同で開発・実証し、実装段階まで支援します。

二つ目は、EDB傘下で宇宙技術を担当するOSTInによる、バイオマスのdMRV手法の高度化を目的とした助成制度(Biomass dMRV Grant Call)で、BCSPの実装を支えるdMRVの方法や技術を整備していく基礎研究や方法論開発を行う研究機関を支援する取り組みです。

これらの取り組みにより、シンガポールは研究から実装に至るイノベーションのパイプラインを強化し、地域の脱炭素化と信頼性の高い自然由来のクレジット創出を支える体制を構築することを目指しています。

<参照情報>
Singapore accelerates innovation in nature-based carbon solutions through two new initiatives
https://www.wwf.sg/singapore-accelerates-innovation-in-nature-based-carbon-solutions-through-two-new-initiatives/

ブルーカーボンに関する取り組み事例

ニュース&トピックス