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2023.11.24
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兵庫県 「ノリ養殖に関するブルーカーボンクレジット検討委員会」を設置

Image by Asturio Cantabrio is licensed under CC BY-SA 4.0

兵庫県は2023年9月14日、「ノリ養殖に関するブルーカーボンクレジット検討委員会」を設置し、同年9月21日に第1回検討会を開催することを発表しました。全国で生産量トップクラスを誇る同県の養殖ノリが、水中のCO2をどのくらい吸収するかをこの検討会で調査・研究し、脱炭素型「兵庫のり」としてブランド化を目指しています。

研究会では、ノリが養殖される過程でどのようにCO2を吸収・固定化するかを解明し、固定化された量をどのように算定するかを調査します。また吸収だけでなく、ノリを乾燥して製品化する際の工程でもCO2排出を少なくするにはどうしたらよいかも検討する予定です。

2023年11月から現場調査を開始し、2024年度に養殖場等の調査やCO2の固定量試算、ブルーカーボンクレジット化を検討し、2025年には環境配慮型養殖ノリのブランド化を目指したいと語っています。


<参照情報>
兵庫県 「第1回ノリ養殖に関するブルーカーボンクレジット検討会の開催」(2023年9月記者発表資料)
https://web.pref.hyogo.lg.jp/press/20230914_13882.html

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