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2025.09.08
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泥炭地およびマングローブは東南アジアの炭素削減の鍵、シンガポール国立大学

"Mangroves, Meedhupparu" by wimbledonian is licensed under CC BY-NC-SA 2.0

シンガポール国立大学など国際研究チームの新たな研究によると、東南アジアの泥炭地とマングローブを保全・再生することで、地域の土地利用由来のCO₂排出を約50%削減でき、年間770メガトンのCO₂相当量の削減効果が見込まれるとしています。

これらの生態系は、炭素の90%以上を植物ではなく土壌に蓄えており、世界で最も効率的な炭素吸収源のひとつであるとしています。同研究では、国別の排出量も示しており、ASEAN諸国の気候戦略に、泥炭地・マングローブの保全を組み込むよう提言もしています。

<参照情報>
Peatlands and mangroves key to reducing carbon emissions in Southeast Asia, finds international study
https://news.nus.edu.sg/peatlands-and-mangroves-key-to-reducing-carbon-emissions-in-southeast-asia-finds-international-study/

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